プラセンタとコラーゲンの相乗効果
美肌に効果があるものというと、プラセンタ以外にもコラーゲンやヒアルロン酸が挙げられます。
これらはどれも美肌効果がありますが、厳密にいうと少しずつ違いがあります。
その違いを理解したうえで利用すれば、相乗効果でより美しい肌を手に入れることができます。
しかし、きちんと理解しないで摂取しているとなかなか効果が実感できません。
両者の違いや、特徴をきちんと理解する必要があるのです。
まず、コラーゲンは皮膚や骨、内臓を作るたんぱく質の一つです。
細胞をつなぎ合わせる役目をしています。
コラーゲンは加齢とともに体内から減少していきます。
そして、不足すると肌の弾力や潤いが減るだけでなく、骨粗鬆症の原因にもなります。
そこで、減少したコラーゲンを補うために食事で摂ったりサプリメントで摂ります。
ただし、その際必要な部分から補われていくため、肌以外にもコラーゲン不足の箇所があればそこから修復が始まります。
肌の状態が気になる場合、化粧水で直接塗布する方法もあります。
しかし、コラーゲンは分子が大きいため肌の内部まで浸透し直接補うことは難しいです。
ですから効果を感じられるまでコンスタントに摂取を続けることが大切です。
この効果を早めるのに役立つのがプラセンタです。
プラセンタは細胞への働きかけをします。
肌の潤いや弾力をもたらす物質を作る繊維芽細胞を直接活性化させてくれるのです。
そのため、ただコラーゲンで水分量を上げるのではなく水分を生成できる肌作りをしてくれるのです。
プラセンタは分子が小さいため肌に直接塗布しても患部まで届くと言われています。
そのため、サプリメントだけでなく化粧水で塗布すると肌への早い効果が期待できます。
その際、コラーゲンを一緒に塗布すると相乗効果が得られます。
分子の小さいものと合わせることで、コラーゲンも肌に浸透しやすくなります。
また、コラーゲンの保水効果でプラセンタの肌への吸収率も上がると言われています。
このように、それぞれの性質の違いを理解したうえで摂取すればより効果が期待できます。